メール講座 – 国境なき投資戦略
人口ボーナスと人口オーナスを考える
「人口ボーナス(Demographic Bonus)」は国家の人口構成の中で生産年齢人口の割合が増えてゆくということである。人口統計は年齢層別に、
年少人口:0〜14歳の人口
生産年齢人口:15〜64歳の人口
老年人口:65歳以上の人口
に分かれている。
【P案件】ベルリンの不動産物件「ガルテンハウス(Gartenhaus)」
現在約350万人のベルリンの人口は2016年だけで60,000人増加した。2015年から2020年の間には7.5%の増加が見込まれている。現在約80,000戸の住宅が不足しており、一年あたり20,000戸の新たな供給が求められているが2017年にはわずか15,000戸しか完成しなかった。物件価格は2009年から平均10.9%の値上がりを記録している。ベルリンの賃貸住宅需要は非常に高く都市空室率はわずか1.2%である。
HSBC香港からの個人情報確認のために電話を求めるレター
CRS(共通報告基準)が本格稼働してから加盟国の金融機関では口座保有に対して最新の個人情報の提供を求めている。HSBC香港も例外ではなく、個人情報のアップデートを求めるメールが口座開設時の納税者番号の登録が始まる前の2017年以前に口座開設をした人に順次届いている。
HSBC香港からのメール「Establish your Tax Residency」への対処
「Establish your Tax Residency」という表題のメールが2018年7月中旬よりHSBC香港口座保有者に順次届いている。メールの冒頭が上のような画像のメールである。「CRS=Common Reporting Standard(共通報告基準)」は2017年1月から100以上の国・地域で導入された海外居住者(非居住者)の口座情報の報告基準である。
転がる石、ボーダレスワークスに苔は生えない
2018年5月1日(火)
5日間に渡る「タイ(パタヤ&プーケット)不動産案件視察の旅」の3日目。午前8時、パタヤで宿泊しているホテルのロビー視察に参加している7名の仲間が揃い、車に乗り込んでパタヤのウタパオ空港に出発する。前日のパタヤでの不動産投資案件のプレゼンテーションと物件の視察に続き、プーケットに新たに建設されるホテルの建設現場を見にゆくのだ。案件のスキームはホテルを部屋単位で購入し、それをホテルの運営会社にリースして毎年9%のリターンを10年間得るというもの。
HSBC香港口座開設サポートサービス
「HSBC香港って何に使うの?」口座開設サポートサービスを開始して以来ずっと我々が訊かれ続けている質問である。銀行として高機能なHSBC香港の口座はもちろん様々な使い方ができるが上記のように率直な質問を投げかけてくる人には海外資産運用を意識しはじめた初心者が多い。そのときまず第一に我々が答えるのは「場所の分散」と「通貨の分散」のためであるということだ。
インド・コルカタのアディタ・スクール(Aditya School)見聞録
コルカタに入ったのは2018年7月10日。
一旦香港からバンコクへ、そこで今回の視察の案内をしてくれる投資会社ETAのR氏と合流し、インドの航空会社IndiGoの15:15出発便に搭乗しコルカタの「ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港」着いたのは現地時間で16:55。両都市の時差が1時間30分なので2時間40分の飛行時間というところか。日本との時差は3時間30分である。
実質価値がないにもかかわらず高い人気を誇る暗号通貨。イオス(EOS)
2018年6月18日時点での仮想通貨(暗号通貨)の時価総額ランキングは以下の通りである。
1.ビットコイン(BTC):$110,646,311,646
2.イーサリアム(ETH):$49,810,517,027
3.リップル(XRP):$20,570,583,428
4.ビットコインキャッシュ(BCH):$14,437,890,788
5.イオス(EOS):$9,232,490,528
6.ライトコイン(LTC):$5,450,406,361
7.ステラ(XLM):$4,247,615,687
8.カルダノ(ADA):$4,114,185,334
今を生きる日本人としての自分がこの先の人生をどう歩くか
英語力は相当あるはず、だが正直英会話力はヤバい。。常々、日本から来る人に対して感じることである。一流大学、大学院などで高度な教育を受けた人でさえ日本にずっと住んでいる人の平均的な英会話能力はかなり低い。英語で読み書きをさせたらおそらく英語圏の人たちと同等か、もしくはそれ以上の正確さでこなす人も少なくないはず。それだけの高等教育を受けた人の多くが乏しい英会話力水準に留め置かれているというのは世界でも稀有なことのように思える。「お前だって海外に出る前は英語も聴くことも話すこともできなかっただろう」と言われれば確かにそうだ。
日本人が減ってゆくその先の世界
自分が書いた【国境なき投資戦略】の25回のメール講座の中で年金の危機とか国民資産がターゲットにされていることとかいろいろな問題を取り上げて警鐘を鳴らしている。その中で人口減少と少子高齢化についても書いているが(メール講座第四回 人口減少。抗えない自然の摂理の中で我々は?その編集後記で「歴史は繰り返しまた人口増に転じると思っているので心配はしていない」と述べた。実はだんだんとそう思えなくなってきている。