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メール講座 – 国境なき投資戦略

2011年の発行開始以来毎週配信されているBorderless Group代表玉利将彦のメールマガジン

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長引く円安傾向が日本人と日本経済に及ぼすハレーション

  イギリスのコンサルティング会社「Henley & Partners」による2023年の世界パスポートランキングが発表された。 パスポートランキングはビザなしで渡航が可能な国の数を集計してランキング形式で表したものである。パスポートさえあれば明日にでも行きたい国を訪問できるビザなし渡航。それを認めている相手国が多ければ多いほど強いパスポートとして上位にランキングされるのだ。 以下の関連記事もお読みください 老化・縮小しながらなかなか流れを変えられない国 異なるリスクとリターンの落とし所が正しい危機感を凌駕するとき 大国の石油備蓄放出に真実を探る2021年の冬 パンデミック明け、3つの追い風に吹かれる国 売られ続ける円と日本に欠けているもの

65歳までに2,000万円の資金を形成するには?

    2023年2月28日、厚生労働省は人口動態統計の速報値を公表。 2022年度の出生数は79万9728人。統計を取り始めた1899年以降の最少を更新し、初めての80万人割れとなった。一方で死亡数は158万2033人。出生数から死亡数を引いた人口の自然減は78万2305人となった。これは新潟市の人口に相当する数であり、日本の人口減少はとうとう一年で政令指定都市がひとつ消滅する規模になった。 以下の関連記事もお読みください 半導体輸出規制の既視感と今後数十年の投資ポートフォリオの中心はやはりアノ国 サンライフ商品比較「ヴィジョン(Vision)」VS「ヴィクトリー(Victory)」 資産相続のキープロダクト「ヴィジョン(Vision)」加入キャンペーン 予測よりも早く年老いてゆく国で重要性を増す自助努力 「サンジョイ(Sun Joy)」と「サンギフト(Sun Gift)」どちらを選ぶべきか?

「サンジョイ(Sun Joy)」と「サンギフト(Sun Gift)」どちらを選ぶべきか?

先ごろサンライフ香港より新たに販売開始された貯蓄商品「サンジョイ(Sun Joy)」と「サンギフト(Sun Gift)」商品の運用方針は昨年デビューした「ステラ(Stellar)」と同じであり、この3商品は同系統の商品としてひとつのグループとしてくくって良い。 違いが小さいこれら3商品だが、強いて言えばサンジョイとサンギフトは支払い期間が2年と5年の2パターンなのに対して、ステラは2年、6年、12年、18年の支払い期間の選択肢がある。しかしこうした貯蓄性保険の多くは5年以下の短期、あるいは全期前納という実質一括払いで契約されていることを考えると些細な差と言えるだろう。 以下の関連記事もお読みください サンライフ商品比較「ヴィジョン(Vision)」VS「ヴィクトリー(Victory)」 不景気下で資産価値急上昇。今もっとも危険な行動とは? 資産相続のキープロダクト「ヴィジョン(Vision)」加入キャンペーン 予測よりも早く年老いてゆく国で重要性を増す自助努力 2023年確定利払い付き貯蓄商品「ヴィジョン(Vision)」VS「エヴァーグロー(Everglow)」

日本人が米ドル高金利を活用できるまでの距離

  2022年アメリカは激しいインフレに見舞われた。インフレを観察する数値として最も重視されているのが毎月発表されるCPI(消費者物価指数)である。昨年2022年に発表された米国CPIの前年同月比数値は以下の通り。 2022年01月12日 (2021年12月):7.0% 2022年02月10日 (2022年1月):7.5% 2022年03月10日 (2022年2月):7.9% 2022年04月12日 (2022年3月):8.5% 2022年05月11日 (2022年4月):8.3% 2022年06月10日 (2022年5月):8.6% 2022年07月13日 (2022年6月):9.1% 2022年08月10日 (2022年7月):8.5% 2022年09月13日 (2022年8月):8.3% 2022年10月13日 (2022年9月):8.2% 2022年11月10日 (2022年10月):7.7% 2022年12月13日 (2022年11月):7.1%     以下の関連記事もお読みください アメリカと中国の新たなステージ 大国の石油備蓄放出に真実を探る2021年の冬 半導体輸出規制の既視感と今後数十年の投資ポートフォリオの中心はやはりアノ国 中国の経済成長と「太陽の帝国(Empire of the Sun)」 香港国家安全法の成立をどう捉えるべきか?

2022年の金融市場の動きから読み解く。この環境下でやってはいけないこと

  2023年1月4日大発会の日経平均株価は終値で25,716.86円、2022年年初1月4日終値は29,361.79円だったので2022年は年間で12.5%ほど下落したことになる。 30,600円台のバブル崩壊後の最高値をつけたのは2021年9月だったのでもう一年半前のことだ。その後2022年の初め頃に25,000円台に下落してから、それを下限にした29,000円までのレンジ相場であった。 以下の関連記事もお読みください 乱世の海外投資術。世界の軍事関連企業株を取引する 今、千載一遇のチャンスを目の前にしている人とは? 不景気下で資産価値急上昇。今もっとも危険な行動とは? 最新テクノロジーに投資する:エアタクシー・フライングカー編 最新テクノロジーに投資する:プラントベースミート(植物由来の代替肉)

半導体輸出規制の既視感と今後数十年の投資ポートフォリオの中心はやはりアノ国

  日本が世界第二位の経済大国になったのは1968年。それでも一位だったアメリカとの差は大きく1980年頃でもまだ日本のGDPはアメリカの半分以下という状態だった。 日本のGDPが最もアメリカに近づいたのは1988年のバブル真っ盛りの時代。 1位 アメリカ:5,236.43 2位 日本:3,134.18 (単位:10億ドル) このとき日本のGDPはアメリカのそれの60%ぐらいあったことになる。ちなみに当時3位のドイツは1,266.62だったので、日本のGDPはその2.5倍近くあった。 以下の関連記事もお読みください 2021年1月、サンライフ社ヴィクトリー(Victory)加入キャンペーン 資産継承対策としてのヴィクトリー(Victory) 時代が変化しても確実にインカムを積み上げてゆく投資 商品比較「ライフブリリアンス(Life Brilliance)」VS「ヴィーナス 2(Venus Ⅱ)」 商品比較「リージェントプライム(Regent Prime)」VS「ヴィクトリー(Victory)」

2023年確定利払い付き貯蓄商品「ヴィジョン(Vision)」VS「エヴァーグロー(Everglow)」

  先ごろFTライフに「エヴァーグロー(Everglow)」という商品が加わり、これまでサンライフの「ヴィジョン(Vision)」一強であった確定利回り付き貯蓄商品に有力な比較対象ができた。そしてこれら2商品は奇しくも現在加入キャンペーンをおこなっている。 毎年決まった金額の利払いのある同カテゴリーは安定的な運用を目指す方に非常に高い人気を誇っている。その双璧をなす2商品について共通点と相違点を比較してみる。 以下の関連記事もお読みください サンライフ商品比較「ヴィジョン(Vision)」VS「ヴィクトリー(Victory)」 不景気下で資産価値急上昇。今もっとも危険な行動とは? 資産相続のキープロダクト「ヴィジョン(Vision)」加入キャンペーン 2022年6月、サンライフ社ヴィジョン(Vision)の変則キャンペーン 予測よりも早く年老いてゆく国で重要性を増す自助努力

バズーカではじまりサプライズで終わる黒田総裁と2023年の日本経済

  2022年12月20日、日銀の黒田総裁は12月20日の会見で、長期金利操作の許容変動幅を従来のプラスマイナス0.25%から同0.5%に拡大する表明した。これはマーケットにとって予想外の出来事となり、為替相場は1ドル=137円台から132円台まで円高が進み、日経平均株価は一時800円以上も下落した。 長期金利の許容変動幅の拡大は日銀が採用している金融政策のひとつである「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)」関わる変更で実質的な”利上げ”に相当する。(黒田総裁はなぜかわざわざ「これは利上げではない」と言っているが、、)つまり先月までは日銀は一貫して利上げを行わないという発表をしてきたにもかかわらず、今月いきなりこんなことを発表したので市場にショックを与えたのだ。 以下の関連記事もお読みください 海外からの移民を受け入れ始めているという認識の重要性 令和の始めに認識しておく日本が置かれた厳しい現実(1) 令和の始めに認識しておく日本が置かれた現実(2) 日本国内に不動産を保有している非居住者に対する国内源泉所得課税 現地レポート。日本と香港におけるコロナ禍入国規制

2022年12月、HSBC香港口座開設の状況

  前回は2019年9月。香港で民主化デモが頻発していた時期のこと、ちょうどその頃ラグビーのワールドカップが日本で開催されていた。 コロナパンデミックの発生、東京オリンピックの延期と無観客開催、ロシアのウクライナ侵攻、安倍元首相の暗殺等々いろいろな出来事を経て、今度は2022FIFAワールドカップが行われている最中、久しぶりのHSBC香港口座開設サポートが完了した。 以下の関連記事もお読みください 拒否記録とHSBC香港。あとの祭りとならないための準備と覚悟 HSBC香港の口座凍結と日本人の英語力雑感 「HSBC香港のATMカードが使えません。。」の背景にあるこれだけのこと HSBC香港アフターサービスの世知辛い現実 HSBC香港トラブル解決依頼のトップ5

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