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3/17:+1048.86(5.20%)
3/16:-2997.10 (-12.93%) ※過去最大の下げ幅
3/13:+1985.00(9.36%)※過去最大の上げ幅
3/12:-2352.60(-9.99%)※過去最大の下げ幅(当時)
3/11:-1464.94(-5.86%)
3/10:+1167.14(4.89%)
3/09:-2013.76(-7.79%)※過去最大の下げ幅(当時)
3/06:-256.50(-0.98%)
3/05:-969.58(-3.58%)
3/04:+1173.45(4.53%)
3/03:-785.91(-2.94%)
3/02:+1293.96(5.09%)※過去最大の上げ幅(当時)
2/28:-357.28(-1.39%)
2/27:-1190.95(-4.42%)※過去最大の下げ幅(当時)

2020年3月の世界株式市場

ここ最近のニューヨークダウの日々の騰落の記録。

正直毎日1000ドル〜2000ドル単位で変化することや「過去最大」という言葉を聞くことに慣れてしまい感覚が麻痺してくるのが否めない。しかしこの1日1日の激しい動きが資金力の限られた中小のファンドや個人投資家をバタバタ破綻させているのは間違いあるまい。とんでもない時期を我々は過ごしている。

逆に普通の時期はどうだったっけ?多くの人がもう忘れかけているかもしれないが、ダウが史上最高値を記録したのはは約1ヶ月前の2月12日(29,551.42)である。その近辺の毎日の騰落の記録は以下の通り。

2/14:-25.23(-0.09%)
2/13:-128.11(-0.43%)
2/12:+275.08(0.94%)
2/11:-0.48(-0.00%)
2/10:+174.31(0.60%)

1日に1〜2%も動けば「今日は激しかった。。」と言っていた。2020年3月17日のダウの終値は21,237.38、約1ヶ月の間に30%近く下落したことになる。

同様に過去1ヶ月程度の期間、日経平均は約-27.5%、英国は約-30%、ドイツは約-35%、インドは約-24%、ブラジルは-40%、世界中がシャレにならない暴落の最中にある。(ウィルスの流行が早く、1ヶ月前すでにクラッシュしていた中国は少し事情が異なるが、、)

株式が暴落しているときに上昇する商品

株式市場は惨憺たる状況。こんなとき、通常であれば逆に価格の上がるものがある。

古来より人類にとって価値ある資産とされてきた金(ゴールド)は株式市場の下落時のみならず、戦争やインフレなど様々な要素が人間社会に悪影響を与えるときに資産の逃避場所となり価値が上昇する。

米国10年債に代表される債券は株価が暴落したときに多く買われ価格が上昇する。人のお金を預かって運用している機関投資家は暴落中の株式市場から資金を引き上げてもそれを現金で持っておくという選択肢はなく、必ず何か別の方法で運用を続けて少しでも資産を増やさなければならない。その資金が収益率は低くともより確実にリターンを得られる債券の購入に向かうからだ。

ゴールドや債券ほどまだ顕著ではないがビットコインにもそういう傾向が見え始めている。ビットコインは10年ほど前に出現した新しい資産であり、発行枚数が限られていること、世界の人々がその価値を認めていることから「デジタル・ゴールド」とも称されるようにゴールドとはまた別のお金の逃避先としての地位を確立しつつある。

リスク回避資産が下落する理由

だが、

ゴールド

米国10年債

ビットコイン

上記の一般通念に沿って上昇を続けてきたと思われたこれらの商品がここに来て悉く下落している。なぜこんなことが起こっているのか?

先物取引の取り組みやポジション動向の分析を基にすると、株式市場があまりに急激に下げすぎたために各所で強制決済を避けるための追証が発生し、その資金調達のために最近の値上がりで利益の出ていたこれらの商品を売却したということらしい。株式市場の下落が許容範囲を超えてしまったため、普段通用している概念でさえも覆されているのかもしれない。いずれにしてもこうなった今、値上がりしている金融商品などほとんど見つからないということになる。

金融商品総崩れの中で利益を上げる

ではこんな環境の中いったい誰が何をして儲けているというのか?

おそらく柔軟な運用方針で運営できるヘッジファンド等が株式のショート(空売り)中心の取引で稼いでいるか、為替取引で利益を積み上げているものと思われる。政府に登録しているパブリックファンド(投資信託)は目論見書にある運用方針に違う取引をすることはできず、株式の下落場面でも臨機応変に空売りをするわけにはゆかない。一方、私募ファンドであるヘッジファンドにはそういう縛りはなく、上昇には買い、下落には売りを駆使して絶対利益を狙うことができるのだ。

しかしこれは非常にリスクが高いということも事実。たまたま暴落中なのでショートで莫大な利益を上げているヘッジファンドはあるだろうが、ジェットコースターのような相場の中、見込みとは逆方向に5%〜10%動けば中小規模のファンドは1日で吹っ飛んでしまう可能性だってある。

一方で為替取引はまったく別のマーケットであり、株式市場が上昇局面にあろうが、下落局面にあろうが日々通貨同士の需給によって損益の機会が生まれる。一方が下がれば必ず相手方のもう一方が上がる、という相対的な上下動が繰り返される中で安いときに買って高いときに売る、高いときに売って安いときに買い戻す。その成功率を高めることで利益を積んでゆく。

為替は株式市場とは別のマーケットであるが影響を受ける部分もある。例えば今回2月下旬から3月上旬にかけて、世界の株式の暴落傾向が顕著になった時期にドル円の為替レートが1ドル=111円台から103円台まで変動した。ここ10数年「有事の円買い」という言葉が定着しているように世界経済が不穏な雰囲気に包まれるとゴールドなどとともに日本円が買われて円高になる傾向にあるのだ。この期間に非常に強い日本円の上昇トレンドが出現したのである。

ヘッジファンド「Forex Fund SP Mix」のパフォーマンス

為替取引のヘッジファンド「Forex Fund SP Mix」はこれまで以下のような運用成績。

2014年利回り実績(年間):26.65%
2015年利回り実績(年間):19.68%
2016年利回り実績(年間):12.54%
2017年利回り実績(年間):16.56%
2018年利回り実績(年間):8.98%
2019年利回り実績(年間):10.36%

2020年に入ってからは、

2020年1月利回り実績(月間):1.86%
2020年2月利回り実績(月間):2.35%

そしてトレンドフォローのプログラムが強烈な円高ドル安を掴んだ3月第一週、

2020年3月2日-3月6日(週間):5.78%

を記録した。

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