Regent Premier 2の運用方法

FT Lifeが提供する、「Regent Premier 2（リージェントプレミア 2）」の基本的な運用方法は一定の期間払い込んだ資金を長期間運用して資産形成をするものである。しかし他では見られない特別な側面をいくつも持つ画期的な生命保険型貯蓄商品である。

運用期間は2年、5年、10年。

支払い頻度は年払い、半年払い、月払いの3種類がある。

すなわち「積立額USD50,000/年の5年払い」とか「積立額USD1,000/月の10年払い」という形で契約し、運用を行なう商品である。

Regent Premier 2のリターン

Regent Premier 2のリターンは以下の3種類で構成されている。

確定支給額（Guaranteed Value）：確定で受け取れるリターン
年次配当（Annual Dividend）：運用成績によって変動するリターンのうち毎年支給されるもの。途中引き出し可能
ターミナル配当（Terminal Dividend）：運用成績によって変動するリターンのうち解約時、満期時、死亡時に支給されるもの。途中引き出し不可

Regent Premier 2の死亡保障

プラン運用中に被保険者が死亡した場合は以下のうちいずれか金額の多いほうが死亡保障として受取人に支払われる。

1.支払い済み保険料の105%〜110%（契約初年度は105%、その後5年間は毎年1%ずつ増えてゆき最高は110%となる）
2.確定支給額+年次配当の累計額+ターミナル配当の合計額

Regent Premier 2の保険料の支払方法

保険料の支払い方法は以下の3種類がある。

1.クレジットカード
2.香港の銀行から自動引き落とし
3.送金

Regent Premierの運用例

以下は40歳の男性がそれぞれ、

USD60,000/年を2年払い
USD24,000/年を5年払い
USD1,000/月を10年払い

の合計USD120,000で運用した場合のシミュレーションである。

【USD60,000/年、2年払い】

プラン名：Regent Premier 2
加入時年齢：40歳
性別：男性
喫煙の有無：非喫煙者
支払期間：2年
支払い方法：年払い

保険料：USD60,000/年
2年間合計保険料：USD120,000
10年後解約返戻金：USD147,785（返戻率123％）
20年後解約返戻金：USD317,492 （返戻率265％）
30年後解約返戻金：USD640,240 （返戻率534％）
※いずれも非確定部分を含む概算

【USD24,000/年、5年払い】

プラン名：Regent Premier 2
加入時年齢：40歳
性別：男性
喫煙の有無：非喫煙者
支払期間：5年
支払い方法：年払い

保険料：USD24,000/年
5年間合計保険料：USD120,000
10年後解約返戻金：USD143,575（返戻率120％）
20年後解約返戻金：USD286,380 （返戻率239％）
30年後解約返戻金：USD559,809 （返戻率467％）
※いずれも非確定部分を含む概算

【USD1,000/月、10年払い】

プラン名：Regent Premier 2
加入時年齢：40歳
性別：男性
喫煙の有無：非喫煙者
支払期間：10年
支払い方法：月払い

保険料：USD1,000/月
10年間合計保険料：USD120,000
10年後解約返戻金：USD113,188（返戻率94％）
20年後解約返戻金：USD233,471 （返戻率195％）
30年後解約返戻金：USD467,393 （返戻率389％）
※いずれも非確定部分を含む概算

Regent Premier 2の特徴

Regent Premier2は他の商品にはない、あるいは他の商品にはあまり見られない以下のような特徴を備えている。

特徴1：保障期間が128歳まで継続

通常保険商品は満期が100歳に設定されており、被保険者が存命の場合はそこで満期となり自動的に償還されることになる。

Regent Premier2はこの年令による満期が128歳に設定されている。

特徴2：契約者と被保険者の名義変更が可能

契約者（保険料を支払う人）と被保険者（死亡保障の対象になる人）の名義変更が無制限におこなえるため、解約をしなければプランをいわば永久に子孫に引き継ぐことができる。

特徴3：保険料の一時停止が可能

契約からの年数が4年目に達したときに必要に応じて保険料の支払いを停止することが可能になっている。

支払い停止中は年次配当の支給も止まるが、急な資金需要のために保険料の拠出が厳しくなった場合などに柔軟に対処できる。

特徴4：解約返戻金や死亡保障の分割受け取りを選択できる

解約返戻金と死亡保障は通常通りの一括で受け取りの他、月払い、年払い等分割で受け取ることも可能。

年金のような形で少しずつ定期的に受け取ることができ、その場合未払いの残金については金利が付与される。

特徴5：一定条件の下でターミナル配当を年次配当に転換できる（Terminal Dividend Lock-in Option）

通常解約時にしか受け取ることのできないターミナル配当を途中出金可能な年次配当に振り替えることができる。

ターミナル配当を受け取る将来はマーケットの変動やインフレによってその実質価値が大きく変わる可能性がある。

それを今出金可能な年次配当に振り替えることによって現在価値に固定（Lock-In）させることができる。

このオプションには以下の2種類がある。

1.自動ロックインオプション（Automatic Lock In Option）

契約後15年目か被保険者が55歳以上に達したときの遅い方から利用可能。

ターミナル配当から年8%ずつを毎年自動的に年次配当に振り替えることができる。

自動ロックインオプションはすべてのターミナル配当が年次配当に振り替わるまで続く。

2.マニュアルロックインオプション（Manual Lock In Option）

契約後15年目から利用可能。

ターミナル配当の10%から最大60%までを年次配当に振り替えることができる。

マニュアルロックインオプションは3年の期間を空けて再び利用できるので、1年目に10%を振り替え、その3年後に20%を振り替え、その3年後に30%（合計60%）を振り替えるということが柔軟にできる。

Regent Premier 2の見積書の見方

【解約返戻金のシミュレーション】

①経過年数
②支払保険料の合計
③解約返戻金
④確定支給額
⑤非確定支給額
⑥年次配当（累計）
⑦ターミナル配当
⑧解約返戻金合計額
⑨70歳時点での解約返戻金額
※「 ⑥年次配当（累計） 」は運用途中で引き出すことが可能。
※「 ⑦ターミナル配当」は解約時に確定解約返戻金とともに払い戻しされる。

【死亡保障のシミュレーション】

①経過年数
②支払保険料の合計
③確定現金価値
④死亡保障
⑤確定支給額
⑥年次配当（累計）
⑦ターミナル配当
⑧確定現金価値+ターミナル配当
⑨死亡保障合計額
⑩70歳時に死亡した場合の死亡保障額
※「 ⑨死亡保障合計額」は⑤と⑧の高い方の金額に⑥を加えた金額

FT Life Regent Premier2（リージェントプレミア2）の特徴

FT Life社とは?

FT Lifeは中国北京をベースとするJD Capitalの100%子会社で香港最大の生命保険会社の一つ。旧名称はAgeas。個人と機関投資家を対象に資産保全やウェルス・マネジメントサービスを提供している。2,800人以上の金融コンサルタントとスタッフを抱え、生命保険他の保険商品、香港の公的年金であるMPF（強制積立年金）を広く取り扱っている。