令和の始めに認識しておく日本が置かれた現実(2)

令和の始めに認識しておく日本が置かれた現実(2)

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   世界の企業の時価総額ランキングを1989年(平成元年)と2018年(平成30年)で比較した興味深い記事があった。 https://diamond.jp/articles/-/177641?page=2 平成元年のランキングでは50位のうち32社を日本の企業が占めている。平成30年のランキングには35位にトヨタ自動車が1社入っているのみである。平成元年はバブル絶頂期で日本の会社の株は明らかに実力以上に買われすぎの状態だったのでこれをそのまま比較するのは疑問があるが、平成30年のランキングが表している実情はそう間違っていないはずだ。

日本にカジノがやってくる。IR(統合リゾート)の経済効果

日本にカジノがやってくる。IR(統合リゾート)の経済効果

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   「IR推進法案」 はカジノを中心に宿泊施設や国際会議場、テーマパーク、ショッピングセンター、劇場や映画館、レストラン、スポーツ施設等を一体的に備えた統合リゾート(Integrated Resort)の開発を推進するための法律。これまで日本では禁じられていたカジノの解禁ということで治安の悪化やギャンブル依存症の人が続出することなどを心配する向きがあり反対意見も多かったが2016年12月に公布、施行された。IR施設は1990年代からシンガポール、韓国、オーストラリアなどで盛んに開発され、観光客の誘致に成功してきた。

令和の始めに認識しておく日本が置かれた厳しい現実(1)

令和の始めに認識しておく日本が置かれた厳しい現実(1)

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   【1989年名目GDPランキング(単位:10億ドル)】 1位 アメリカ 5,641.60 2位 日本 3,054.91 3位 ドイツ 1,252.64 4位 フランス 1,026.18 5位 イギリス 1,005.57 6位 イタリア 938.27 7位 カナダ 567.21 8位 中国 461.07

海外からの移民を受け入れ始めているという認識の重要性

海外からの移民を受け入れ始めているという認識の重要性

2018年6月に日本政府が掲げた「骨太の方針」そこには「少子高齢化の克服による持続的な成長経路の実現」と目標として外国人労働者に対して就労を目的とした新たな在留資格を創設する方針が打ち出されている。なし崩し的な移民受け入れにつながるのではないかという意見も多い。

今を生きる日本人としての自分がこの先の人生をどう歩くか

今を生きる日本人としての自分がこの先の人生をどう歩くか

英語力は相当あるはず、だが正直英会話力はヤバい。。常々、日本から来る人に対して感じることである。一流大学、大学院などで高度な教育を受けた人でさえ日本にずっと住んでいる人の平均的な英会話能力はかなり低い。英語で読み書きをさせたらおそらく英語圏の人たちと同等か、もしくはそれ以上の正確さでこなす人も少なくないはず。それだけの高等教育を受けた人の多くが乏しい英会話力水準に留め置かれているというのは世界でも稀有なことのように思える。「お前だって海外に出る前は英語も聴くことも話すこともできなかっただろう」と言われれば確かにそうだ。

日本人が減ってゆくその先の世界

日本人が減ってゆくその先の世界

自分が書いた【国境なき投資戦略】の25回のメール講座の中で年金の危機とか国民資産がターゲットにされていることとかいろいろな問題を取り上げて警鐘を鳴らしている。その中で人口減少と少子高齢化についても書いているが(メール講座第四回 人口減少。抗えない自然の摂理の中で我々は?その編集後記で「歴史は繰り返しまた人口増に転じると思っているので心配はしていない」と述べた。実はだんだんとそう思えなくなってきている。

老化・縮小しながらなかなか流れを変えられない国

老化・縮小しながらなかなか流れを変えられない国

上海市にある「自然博物館」に行った。地球の生まれた当時から原始生命体が誕生して、それが進化してゆく過程を化石や実物大の恐竜の模型や動物の剥製、映像などで観覧することができる。夏休み中の日曜日のせいか、たくさんの親子連れでごった返していた。その中にあった人類の現在の人口と出生数、死亡数をリアルタイムに表示する電光掲示版にしばし見入ってしまった。