2022年6月3日、厚生労働省が人口動態統計を発表した。2021年の出生数は811,604人とデータが存在する1899年以降で最少の数字となっている。合計特殊出生率は1.30と6年連続の低下、過去4番目の低水準を記録した。

1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数を示す合計特殊出生率は2.06が人口を維持するための分岐点とされているのでかなり悲観的な数値である。

2021年度少子高齢化の急進

一方で死亡数は1,439,809人と戦後最多を記録。出生数と死亡数の差し引きである人口の自然増減数は628,205人とこちらも過去最大のマイナスとなった。日本で最も人口の少ない都道府県である鳥取県の人口は約55万人、その次に少ない島根県は66.5万人である。日本の人口減少はすでに小規模な県が一年に一つ消滅するレベルに達している。

少子高齢化と人口減少。

これは当然政府も予測している事態なので出生数がいつどのくらいの数字になるという試算はしている。その試算によると本来は2027年に81万人台に達するはずだった。それを5年も前倒しで達成してしまったことになる。確かに新型コロナパンデミックに見舞われ、人との交流が著しく制限され、病院にも行きにくかったこの2年間は異常値を叩き出しても不思議ではない世の中だったが少子化が加速してしまったのは紛れもない事実だ。

政府は少子化対策として子育て過程への1〜1.5万円の児童手当の支給、幼児教育・保育から高校までの無償化、不妊治療への保険適用拡大をおこない、さらに現在42万円の出産一時金の増額を検討している。これを見ると確かに日本政府も対策を講じていないわけではない。しかし30年も所得が伸びない中、経済的にも不利な立場にある独身の若年層が「よし、それなら結婚して子供を育てよう!」と思うのに充分だろうか?

ハンガリーの少子化対策

ちなみに2011年には1.23だった合計特殊出生率を2020年には1.56にまで回復させたハンガリーは以下のような政策を実行した。

・子供を4人出産すると定年まで所得税ゼロ
・育児休暇は3年間の有給休暇
・出産したら学生ローンを減免
・体外受精は全額補助

他の福祉政策をある程度犠牲にしても出生率アップを図ることに集中したのではないだろうかと思われるほどの本気度が伝わってくる。なるほどここまでやってくれれば出産した方が豊かになれるような気がする。日本政府はここまで少子化対策に舵を切れるだろうか?

2022年6月サンライフ社ヴィジョンのキャンペーン

”難しいな・・”と思うのであれば少子高齢化の進行で賦課方式による公的年金はやはり危機に晒されることを認識しなければならない。将来の老後資金の不足分を補う個人年金プランとしての利用で人気の高いサンライフのヴィジョン。本来2年払いのプランを全期前納とし一括払いにすると大きな割引が得られるキャンペーンの締め切りは2022年6月15日。

キャンペーン期間内にUSD50,000/年の2年払いのプランを全期前納の一括払いにして申し込んだ場合の比較は以下の通り。割引額はUSD2,381となり、返戻率は25年後の解約時で約3%改善することになる。

【2年間に渡って支払った場合】

年間拠出額:USD50,001/年
合計拠出額:USD100,001

10年後解約返戻金:USD110,009(返戻率110%)
15年後解約返戻金:USD147,696(返戻率148%)
20年後解約返戻金:USD192,287 (返戻率192%)
25年後解約返戻金:USD247,504 (返戻率247%)
※いずれも非確定部分を含む概算

【全期前納でキャンペーンを利用した場合】

一時払い拠出額:USD97,620
割引額:USD2,381

10年後解約返戻金:USD110,009(返戻率112%)
15年後解約返戻金:USD147,696(返戻率151%)
20年後解約返戻金:USD192,287 (返戻率197%)
25年後解約返戻金:USD247,504 (返戻率254%)
※いずれも非確定部分を含む概算

【ヴィジョン(Vision)の概要】

[期待利回り]3〜5%/年

[契約期間]契約してから120年目か被保険者が120歳になるまで

[被保険者の年齢(加入時)]0歳〜80歳

[支払い期間]一括、2年、5年、10年(※一括払いは2年分を前納する形)

[途中引き出し・出金]確定利子、非確定利子、リバーショナリーボーナスは途中引き出し可

[ローン借入れ]可

[投資金の支払い方法]
・香港の銀行から引き落とし
・銀行送金
・クレジットカード

[ボーナス]
リバーショナリーボーナス、ターミナルボーナス

[死亡保障]
万一被保険者がプラン運用途中で亡くなってしまった場合、解約返戻金と同額が死亡保障という形で遺族・受取人に支払われることになる。
無料で付帯する特約:
緊急医療支援サービス(Worldwide Emergency Assistance)
海外・国内における病院への緊急搬送、HKD40,000までの入院前払い金の支払い、緊急援助や本国送還などと含むサービス。

[商品の特徴]
・保証期間が契約から120年目あるいは被保険者が120歳までという画期的な長期運用商品
・契約者と被保険者の名義変更が無制限に行える
・死亡保障の分割受け取りを選択できる。受取人に対して遺族年金のような形になる
・損益分岐点は10年目と早い

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