「HSBC香港口座を有効活用するにはどうしたら良いか?」

という質問を良く受ける。”1ヶ所に資産を集中させておくのはリスクが高い。海外にも分散しておくべきだ”と感じ、数年前に香港に赴いて口座開設をしたもののその後使う場面はなく放置状態。。せっかくコストと手間をかけて手に入れたものなので何とか自分の人生に役立てたい、という思いがあるのだろう。

海外資産運用の基礎:場所の分散

海外に口座を保有してある程度の資金をそこに置いておくこと。それはもし本国に何か重大な危機、例えば金融危機や戦争や巨大な天変地異など、が起こったときのリスクヘッジとして非常に重要なことだ。特に今の日本においてそのどれもがあり得ないと言えない状態にあると感じるのは僕だけではないだろう。

万一そういう事態になったときには国内の金融システムが変調をきたして自分のお金が自由に扱えなくなる危険性があるからだ。もしもの事が起こったときのために国外にもお金を置き場所を確保する。その役割が一番大切なのである。すでにHSBC香港口座を持っているのであればそれだけでも意義は大きい。いざというときにお金の送り先があるだけでも国内にしか銀行口座を持っていない状態よりはずっと良い。

海外資産運用の基礎:通貨の分散

次の段階でやることはある程度の金額をそこに預金して、複数の別の通貨に振り分けておくことだ。日本の銀行には基本的に日本円で預金してあるはずだから、HSBC香港に移動したお金は日本以外の通貨で持っておくと良い。

通貨の価値は為替市場で常に変動しており、一種類の通貨だけで資産を保有しているとその通貨が下落したときにそれだけで資産価値が大きく目減りしてしまう。例えば日本円しか持っていない状態で万一円が暴落すれば海外へ行ったり、輸入品を購入することもままならなくなる。そのために予め他の国の通貨を保有しておくということだ。

HSBC香港口座には香港ドル、米ドル、ユーロ、ポンド、人民元、オーストラリアドル、スイスフラン、シンガポールドル、カナダドル、ニュージーランドドル、タイバーツ、日本円の預金口座があるのでこれらに両替をして分けて入れておけば良い。個人的には上記のうち最初から7番目(香港ドルからスイスフラン)ぐらいまでに分けておくと良いと思う。そこまでやっておくだけでも充分に良い活用をしているといえる。

HSBC香港口座での資産運用方法

だが冒頭の、「HSBC香港口座を有効活用するにはどうしたら良いか?」という疑問はその後の口座内の資金をどういう風に運用して殖やしていったら良いか、ということだろう。

HSBC香港には普通口座と投資口座(Investment Account)という2種類の口座がある。一般的にHSBC香港口座を開設するということは普通口座を持つということであり、投資口座を開設するためには別途開設手続きをしなければならない。別段ややこしいことではない。支店で「投資口座を開設したい」と伝えれば投資に関わるリスク許容度に関する質問などに回答して15〜20分程度で完了する。

ちなみに普通口座でできる運用には、
・香港ドル・外貨の定期預金(Time Deposit)
・仕組み預金・デポジットプラス(Deposit Plus)
参考記事:https://www.borderless-investment.com/bank/557/
・為替取引(FX)
・金(Gold)
など、

投資口座でできる運用には、
・香港株式(HK Stocks)
・米国株式(US Stocks)
・中国A株(China A-Shares)※日本居住者は利用不可
・ファンド・投資信託(Unit Trust)
・債券(Bonds)
などがある。

それぞれの具体的な利用については当社の「HSBC香港(香港上海銀行)年間サポート会員」というサービスでサポートをおこなっているので興味のある人は以下よりお問い合わせいただきたい。

 

 


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