ノーザン・パワーハウス(Northern Powerhouse)

ノーザン・パワーハウスは英国のイングランド北部経済振興策。

イングランド北部の都市にはマンチェスター、リバプール、リーズ、シェフィールド、ハルやニューキャッスルという都市が散在しているが交通の事情で連結は悪く潜在能力を活かしきれていなかった。その状態が経済や文化面でのロンドンへの一極集中の原因になってきた。それら北部の都市を高速鉄道(High Speed 3)で繋ぎ、科学や技術革新への投資を強化し、自治体への権限委譲を促進してシナジー効果を生み出しロンドンや南部の都市に集まっている産業を北部に移行して経済地図を変えようという試みである。

この英国の一大振興策には多くのプロジェクトで中国が参入しており、その一部は「一帯一路」と連結する形で動いている。ブレグジットの行方という不確定要素もあり、チャイナマネーのバックアップもありで不動産投資の観点からイングランド北部は今後も目の離せない状態にある。

 

サルフォード(Salford)

サルフォード(Salford)は人口260万人を擁する都市カウンティであるグレーター・マンチェスターにある都市。マンチェスター市中心部に隣接しているイングランド北西部の主要都市であるサルフォードの人口は251,500人。画期的な道路と鉄道の交通網が整備され将来サルフォードとマンチェスターはまさにノーザン・パワーハウスの中心部として機能することは間違いない。むろんサルフォードの都市自体にもこの壮大な計画の重要拠点として経済成長と投資を伴う開発及び再開発計画が進行しており、2016年〜2026年の間にGBP38億(約5,500億円※)の投資が見込まれている。

サルフォードの不動産市場状況

この環境を背景にサルフォード不動産の平均価格は5年連続で上昇中であり、2013年〜2018年の間に49.4%伸びた。2018年単年でみると6.9%の上昇率で、これは全国的に物件価格が上昇中の英国でも4番目の高い伸びである。一方でサルフォードの物件価格はマンチェスターの平均物件価格と比較してまだ18.5%程度割安であるというデータも出ている。サルフォードの住宅需給は非常に逼迫しており、2035年までに34,900ユニットの物件の新築が必要だと試算されているが2011年〜2015年の間、平均600ユニット/年しか作られておらず一年辺り平均で1,145ユニットの供給不足が生じている。

現時点でサルフォードは「メディア・シティ」としての地位を獲得しており市街地を流れる運河(Manchester ship Canal)両岸の200エーカーに及ぶ開発区にはテレビ局のBBCとITVが進出している。また学術、調査、探求の中心であり、ヨーロッパでも有数の学生が集中している場所として世界的に有名であることもサルフォードの別の一面である。毎年10万人の学生を国内外から惹きつけており、定着率も高く、将来の経済成長に寄与する若年層専門職を豊富に生み出している。

キャッスル・アーウェル・スチューデント・ヴィレッジ(Castle Irwell Student Village)はサルフォード大学の提案により開発中の地域で25,000sqfに及ぶ商業地域が建設されており、またベンドルトン(Pendleton)でのGBP6億5,000万(※942億円)に及ぶ投資では約2,000の雇用が創出され、2.7kmのサイクリングロードと緑地の造成が予定されている。

サルフォードの新築不動産物件「クロスバンク(Crossbank)」

アーウェル川河畔に建設される新築マンションである。サルフォード大学と上記に挙げた施設に隣接しており、特にこの都市の賃貸需要を強く牽引する若年専門職従事者や学生の住居として理想的な立地と設備を提供する物件である。

 

【クロスバンク(Crossbank)の特徴】

-40ユニットの現代風の新築物件

-プライベートテラスを備えたユニット有り

-上層階からはアーウェル川(River Irwell)の景観が楽しめる

-セキュリティ付きの駐車場有り

-サルフォード大学(University of Salford)から徒歩15分の距離

-マンチェスターの市街地中心部からバスや自転車で10分の距離

-公共の緑地、カフェ、サルフォード大学のキャンパスから至近距離

-1ベッドルーム、2ベッドルームの間取り

-2020年第4四半期完成予定

-融資比率(LTV)は最高65%

-表面利回りは6.1%

-価格はGBP146,000〜197,000

【申し込み及び支払い】

1.パスポートコピーと申請書の提出時に予約金としてHKD25,000の支払い

2.契約時に25%の支払い
3.2020年10月予定の完成時に75%の支払い

※GBP1=JPY145(2019年4月時点)

クロスバンク(Crossbank)のお問い合わせ

https://ws.formzu.net/fgen/S2318088/

 

 

 

 

0
2011年の発行開始以来毎週配信されているBorderless Group代表玉利将彦のメールマガジン

メール講座【国境なき投資戦略】

* 入力必須