S&P500 Index。ハト派的世の中の資産運用
Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language. アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長は2021年7月14日の議会証言でアメリカ経済は資産購入の縮小(テーパリング)を開始できるだけの進展をまだ見せていないと、先月のFOMCから一転してハト派寄りの見方を示した。ちなみに米国の金融政策においてタカ派とは「物価の安定を重視」する人たちであり、ハト派とは「景気を重視する」人たちのことを言う。 景気が良くなれば物価が上がってインフレが起こりやすくなるのでテーパリングをおこなったり、金利を引き上げたりする必要が出てくる。これがタカ派の考え方。一方で経済が不調なときは景気刺激策として金融緩和や利下げが実行される。このときに元気が良いのがハト派ということになる。