世界の逆を行く金融政策と日本円の2024年
Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language. 2023年12月15日現在、ドル円レートは1ドル141円〜142円。11月初めから中旬まで2週間ぐらい150円台で推移していたところからまさに急騰という感じで1ヶ月の間に10円(約7%)の円高に振れたという感じだ。 そもそもは11月の下旬に感謝祭の連休を前にこれまでのトレンドにそってドル買い円売りのポジションを取っていたトレーダーたちがこぞってポジションを整理したことで147円台ぐらいまで上昇、12月7日に植田日銀総裁が国会で「チャレンジングな状況が続いているが、年末にかけて一層チャレンジングな状況になる」と発言したことにより、一気に141円台をつけた。そのときはまた急激に146円台の円安方向に戻ったが、12月13日のFOMCで3回連続の米ドル利上げ見送りが決まってからしっかり141円まで円高が進んでいることになる。