HSBC香港アフターサービスの世知辛い現実

HSBC香港アフターサービスの世知辛い現実

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   2021年もはや12月。海外への出張も海外からの来客もなく、出勤しては多くの作業をオンラインでこなす単調な毎日が時間が過ぎる体感速度を上げているのか、あっという間に来月は2022年という感だ。当然のことだが以前は毎月のようにあったHSBC香港口座開設サポートの依頼も途絶えて久しい。手元の記録を当たってみると最後に口座開設のサポートをしたのは2019年9月のことだった。 現在日本から香港を訪れるとホテルで3週間の隔離が義務付けられているので当然といえば当然だ。よくよく思い出せば2019年その当時、香港で大規模な反政府デモが頻発していた関係ですでに多くの人が香港への渡航は避けたり延期していたのだがそんな印象はその後の世界を巻き込んだ渡航制限ですっかり消え去ってしまった。

大国の石油備蓄放出に真実を探る2021年の冬

大国の石油備蓄放出に真実を探る2021年の冬

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   2021年11月24日、石油の国家備蓄の放出する方針が発表された。 石油備蓄は石油の急激な価格変動や石油供給量の減少に備えて石油を備蓄すること。備蓄の種類には国家備蓄、民間備蓄、産油国共同備蓄の3種類がある。国家備蓄は国が建設した備蓄基地に原油の形で貯めておくもの、民間備蓄は民間企業が持つ石油タンクに原油及び石油製品を在庫を多めに持つ形で貯めておくもの、産油国共同備蓄とは、政府の支援の下、日本国内の民間原油タンクを産油国の国営石油会社に貸与し、平時は当該社が東アジア向けの中継・備蓄基地として利用してもらい、日本への原油供給が不足する際は当原油タンクの在庫を国内向けに優先供給するものである。

スタグフレーション。物価上昇と所得減少、恐怖の同時進行

スタグフレーション。物価上昇と所得減少、恐怖の同時進行

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   「スタグフレーション」という言葉を最近よく耳にするようになった。 スタグフレーション(stagflation)は「停滞」を意味するスタグネーション(stagnation)と「物価上昇」を意味するインフレーション(inflation)を組み合わせた言葉。ざっくりと景気が停滞・後退して所得が増えないのに物価が上昇して家計を圧迫する極めて恐ろしい状態である。

インフレ時に考える商品先物取引の機能

インフレ時に考える商品先物取引の機能

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   2020年に発表されたアメリカのCPI(消費者物価指数)は6.2%という30年ぶりの高水準だった。デフレからの脱却段階にいる日本人からはあまり現実味が感じられないところだが、アメリカを含む海外諸国ではかなり急速にインフレが進んできている。 インフレが進むということは現金価値が下がり、モノの価格が上がるということ。金が高止まりしているとか、原油価格は1年半前から何倍にも上昇しているとか、天然ガスが暴騰しているなど最近は商品先物相場の動向が大きなニュースになることが増えているのも、世界的なインフレ傾向と無縁ではない。

現金がハイリスク資産になってゆく時代

現金がハイリスク資産になってゆく時代

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   2021年11月3日のFOMC(連邦公開市場委員会)にて今月からテーパリングを実施することが発表された。 FOMCはアメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が金融緩和や政策金利などの金融政策について話し合う会議で年8回開催される。日本では日銀による金融政策決定会合が同じ役割だ。ただ世界の基軸通貨である米ドルの発行を司るFRBの金融政策の行方が世界経済に与えるインパクトは段違いに大きい。

重大危機に発生する一攫千金利益を狙う

重大危機に発生する一攫千金利益を狙う

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   相場の状態は大きくリスクオン(強気)とリスクオフ(弱気)に分類することができる。 リスクオンというのは投資家の心理がリスクの高い資産への投資志向を高めているという状態。経済の見通しが明るく、多くの人が大きな利益を求めてイケイケ状態で積極的にハイリスクハイリターンの投資に勤しんでいるというタイミングだ。逆にリスクオフというのは投資家の心理がリスクを避けて守りに入っている状態だ。不況による景気の悪化や戦争や天災などが発生して危機的状況にあるときということになる。

日本が調子に乗っていた30年後の世界

日本が調子に乗っていた30年後の世界

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   ある意味予想と違った未来に生きているのは確かだ。 以下は今から約30年前の1990年と最新2020年の各国GDP(国内総生産)のランキングである。1900年時点ではG7の国が綺麗に1〜7位を占めている、2020年はその間に巨大な人口を背景にして経済成長著しい中国とインドが割って入ってきている構図。

中国不動産市場、25年目の重大局面

中国不動産市場、25年目の重大局面

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   1990年半ばに上海に行き、それ以来中国界隈で暮らしているので不動産価格の高騰は身をもって体験した。 はじめて現地の不動産価格を強く意識したのは2000年頃だったが、当時上海で見た物件の平米単価がRMB4,000(2021年9月のレートで約7万円)だったのを記憶している。100平米のマンションが700万円ぐらいで買えたことになる。

資産相続のキープロダクト「ヴィジョン(Vision)」加入キャンペーン

資産相続のキープロダクト「ヴィジョン(Vision)」加入キャンペーン

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   確定利回り付き貯蓄商品として高い人気を誇っているサンライフの「ヴィジョン(Vision)」の加入キャンペーンがおこなわれている。 ヴィジョンには支払い期間が2年払い、5年払い、10年払いの3種類のプランがあるが今回のキャンペーンはヴィジョンを2年払いプランと5年/10年払いプランの2つのグループに分けて、それぞれ以下の金額がリベートとして払い戻される。払い戻されたリベートは一旦アカウントにプールされ、翌年拠出額に充当されることになる。

独裁体制の国に投資する難しさ

独裁体制の国に投資する難しさ

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   高額の報酬と充実した研究環境の提供で海外から優秀な研究者を集めて国ぐるみで研究開発に力を入れた中国は2021年注目度の高い学術論文数ではじめて世界首位に立った。(ちなみに日本は10位) 宇宙開発ではアメリカとほぼ同時期に火星に到達する一方で世界ではじめて月の裏側への着陸を成功させている。技術開発を牽引するのはいつの時代も軍事だが、中国の軍事力は日本の4倍〜5倍にも及ぶ国防費を毎年投じ続けてすでに日本の自衛隊の装備をはるかに凌駕し、アジア圏内ではトップレベルに達している。