今を生きる日本人としての自分がこの先の人生をどう歩くか

今を生きる日本人としての自分がこの先の人生をどう歩くか

英語力は相当あるはず、だが正直英会話力はヤバい。。常々、日本から来る人に対して感じることである。一流大学、大学院などで高度な教育を受けた人でさえ日本にずっと住んでいる人の平均的な英会話能力はかなり低い。英語で読み書きをさせたらおそらく英語圏の人たちと同等か、もしくはそれ以上の正確さでこなす人も少なくないはず。それだけの高等教育を受けた人の多くが乏しい英会話力水準に留め置かれているというのは世界でも稀有なことのように思える。「お前だって海外に出る前は英語も聴くことも話すこともできなかっただろう」と言われれば確かにそうだ。

日本人が減ってゆくその先の世界

日本人が減ってゆくその先の世界

自分が書いた【国境なき投資戦略】の25回のメール講座の中で年金の危機とか国民資産がターゲットにされていることとかいろいろな問題を取り上げて警鐘を鳴らしている。その中で人口減少と少子高齢化についても書いているが(メール講座第四回 人口減少。抗えない自然の摂理の中で我々は?その編集後記で「歴史は繰り返しまた人口増に転じると思っているので心配はしていない」と述べた。実はだんだんとそう思えなくなってきている。

老化・縮小しながらなかなか流れを変えられない国

老化・縮小しながらなかなか流れを変えられない国

上海市にある「自然博物館」に行った。地球の生まれた当時から原始生命体が誕生して、それが進化してゆく過程を化石や実物大の恐竜の模型や動物の剥製、映像などで観覧することができる。夏休み中の日曜日のせいか、たくさんの親子連れでごった返していた。その中にあった人類の現在の人口と出生数、死亡数をリアルタイムに表示する電光掲示版にしばし見入ってしまった。